目次
英数字
CMS
コンテンツ・マネジメント・システムの略です。
Webサイトの更新には文字や写真の差し替え程度の作業でもHTMLを編集しFTPソフト等を利用してアップロードするなど専門知識が必要です。CMSとは、Webサイトの基本的な骨組み(レイアウトやデザイン)はそのままに、文字や写真といった掲載内容(コンテンツ)を専門知識は必要なく、ブラウザ側で編集できるようにしたものです。代表的なCMSにWordPressやMovable Typeが存在します。
concrete5
オープンソースのCMSです。Webページをドラッグ&ドロップで作成できる事が特長です。日本語にも対応しています。
CSS
カスケーディング・スタイル・シートの略です。
HTMLの見た目を整える為の言語で、現在バージョン3であるCSS3が勧告されています。
EC-CUBE
ショッピングサイトに特化したCMSの1つです。国産品なのでドキュメントが日本語で存在するのがメリットです。プラグインと呼ばれる追加機能が存在し、やりたい事に対し柔軟に対応できる特長があります。バージョンは2系3系4系と分かれていますので導入には十分な下調べが必要です。
Flash
Adobe社が提供していた動画等を扱う規格です。
2020年12月31日でFlash Playerのサポートは終了されました。
FTPクライアントソフト
FTPとはファイル・トランスファー・プロトコルの略で、FTPクライアントソフトはパソコンとサーバー間のファイル転送を行うためのソフトです。
一般的なソフトではWindowsなら「FFFTP」「WinSCP」、Macなら「FileZilla」が有名です。Adobe社のDreamweaverにも機能が備わっています。
HTML
ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージの略です。
ハイパーテキスト(ハイパーメディア)を記述する為のマークアップ言語です。平たく言うと本ページ含むWebサイトで一般的に利用されるコンピュータ言語です。
現在はWHATWGが策定した HTML Living Standard がHTMLの標準規格になっています。(HTML5は2021年1月に廃止されました)
HTTP
ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコルの略です。
ブラウザとサーバー間のHTMLや画像、動画、PDFなどを転送する為の通信プロトコル(通信規格)です。HTTP/1.1、HTTP/2、HTTP/3(策定中)などのバージョンがあります。
Let’s Encrypt
ドメイン認証型の無料SSL証明書です。有料のものと暗号強度に違いはありません。無料で利用できる理由は、認証局を運営している非営利団体のISRGを企業や団体がスポンサーとして支援しているからです。さくらインターネットはシルバースポンサーです。
Movable Type
シックス・アパート株式会社が提供しているCMSです。商用利用は有償ですが、サポートを受けることが出来ます。
MySQL
世界でもっとも普及しているオープンソースのリレーショナルデータベース管理システムです。WordPressやEC-CUBEなどCMSを利用する際にも利用されます。
https://rs.sakura.ad.jp/function/mysql/
PHP
プログラミング言語の1つです。フォームやブログ、WordPressといったシステムで利用されています。システムを自作する場合を除き、言語の習得はあまり必要ではありませんが、システムによってPHPのバージョンに制限(PHP7.x以上)が設けられているので把握だけはしておく必要があります。また、WordPressでも細かいカスタマイズを行いたい場合はPHPを使用する必要がある場合もあります。
phpMyAdmin
MySQLデータベースをブラウザで操作できるツールです。
SEO
サーチ・エンジン・オプティマイゼーションの略です。
主にGoogle検索で上位表示を目的に行う様々な施策です。
SSL
パソコンとWebサーバー間の通信を保護する仕組みです。暗号化のほかに、なりすましの防止や通信データ改ざんの防止機能があります。SSLを利用しているサイトはhttps://で始まるURLになっています。
WAF
ウェブ・アプリケーション・ファイアウォールの略です。
従来のファイアウォールやIDS、IPSでは防御できなかった攻撃を検知し、ブロックする機能です。
https://rs.sakura.ad.jp/function/waf/
Webフォント
インターネット上にあるフォントデータを呼び出して表示します。これにより閲覧者のブラウザやスマートフォンなどの環境に依存しないフォント選定が可能になります。
WordPress
全世界で利用される人気のCMSです。プラグインと呼ばれる追加機能が数多く存在し、やりたい事に対し柔軟に対応できる特長があります。商用非商用問わず無料で利用が可能です。前提として、バージョンは常に最新版へ更新してお使い下さい。
.htaccess
ドットエイチティーアクセスと読みます。Webサーバーの動作制御をフォルダ単位で行う事ができ、影響範囲は配置したフォルダ配下に及びます。よく利用されるケースとしては、リダイレクトやベーシック認証を行う場合です。
404 Not Found
アクセスしたファイルがサーバ上に存在しない場合に表示されるエラーです。
お客様のホームページで表示される場合、リンクの指定や設置されたファイルの名称、設置フォルダに誤りがないかご確認ください。
503エラー
一時的にサーバにアクセスできずサービスが利用不可能になっている場合に表示されるエラーです。原因としてはアクセス転送量が多い、一時的にウェブアクセスが集中している、CGIプログラムが誤作動を起こしているなどが考えられます。
あ行
アクセス解析
Webサイトの訪問数や訪問経路などを調べる事です。
か行
画像ファイル形式
jpeg/jpg、png、gif、webp、svgなどが代表例です。
写真ならjpg、イラストなど色数の少ないものはpng、簡易なアニメーションならgif、軽量化ならwebp、ベクター画像ならsvgと用途・目的によって使い分けるケースも多くあります。
画像形式の使い分けについては下記の記事をご覧ください。
サーバー稼働率
サーバーが正常に稼働している割合です。さくらのレンタルサーバの場合は稼働率99.99%以上を記録し、運用スタッフが24時間365日お客様のサーバー環境の運用・保守を行い、安全な稼働を継続しています。
クイックインストール
WordPress、concrete5、EC-CUBEがコントロールパネルより簡単にインストールできる機能です。※さくらのレンタルサーバ用語
コントロールパネル
サーバーやメール、ドメインの各種設定など、サーバーの運営に必要な各種作業をメニュー化した管理画面です。
https://rs.sakura.ad.jp/function/controlpanel-rental/
さ行
サブフォルダ/サブディレクトリ
ディレクトリの配下にあるディレクトリの事を言います。弊社もそうですが、フォルダと言い換える場合もあります。
サブドメイン
独自ドメインの影響下でありながらも独立性を持ったドメインを付与したい場合に利用されます。下記、さくらインターネットの例を記載します。太字がサブドメインです。
さくらインターネット | https://www.sakura.ad.jp/ |
さくらのクラウド | https://cloud.sakura.ad.jp/ |
さくらのSSL | https://ssl.sakura.ad.jp/ |
シェルログイン
サーバーにログインし、UNIXコマンド(SSH)でサーバーを遠隔操作する機能です。ファイルの一括処理など、プログラミング等と同じ記述でサーバーを操作することが可能です。
https://rs.sakura.ad.jp/function/shell-login/
常時SSL化/常時HTTPS
Webサイト全体に対して、常にSSLによる通信の保護を行っておく事を言います。サイト内の全てのページがhttps://で閲覧できるようになります。
初期ドメイン
さくらのレンタルサーバをお申し込みいただくと利用できる「●●●.sakura.ne.jp」といったドメインです。※さくらのレンタルサーバ用語
ソースコード
プログラミング言語で書かれた文章の事です。この場で言うHTML文書となります。Chromeブラウザではマウス右クリック→検証でソースコードを閲覧する事が可能です。
た行
ディレクトリ
フォルダとも呼ばれ、サーバーやパソコンの中のファイルの置き場所を指します。フォルダとディレクトリは基本的には同じもので、サーバー関係では「ディレクトリ」の方が使われ、パソコンなどでは「フォルダ」がよく使われます。さくらのレンタルサーバではわかりやすいように「フォルダ」を使用しています。
転送量
サーバーから閲覧者のブラウザへ転送されるデータ量を指します。さくらのレンタルサーバでは全プラン転送量が無制限です。
データベース
一定の規則によって整理された情報の集まりです。WordPressを利用する際に必要になるMySQLもデータベースの一種です。
ドメイン
インターネット上の住所に例えられます。「https://rs.sakura.ad.jp」の場合では太字部分がドメインになります。後ろの「.jp」をTLD(トップレベルドメイン)といい、「.com」や「.net」「.jp」などが代表的です。TLDによって取得価格が異なります。
独自ドメイン
任意の文字列を指定し、取得したドメインです。企業であれば社名やサービス名を表すドメインを取得するのが一般的です。申し込みは先着順です。
な行
ネームサーバー
ドメイン名とサーバーのIPアドレスを紐付ける役割を担っています。他にもメールサーバを指定したり転送先を指定したりと様々な役割があります。
は行
ハイパーテキスト、ハイパーメディア
ハイパーテキストは主に文書間のリンクを、ハイパーメディアはハイパーテキストの考えを拡張し、テキストや画像といったメディアをハイパーリンクによって結びつけるといった概念です。
バックアップ
データの破損や喪失に備え、予備(主に複製)を備えておく意味です。
さくらのレンタルサーバでは公開用サーバーではRAID10(もしくはそれに準ずる構成)、またバックアップ用サーバーへは定期的にバックアップを行っています。お客様のデータ復旧にはご利用いただけませんので、ご自身でWebサイトのバックアップをお願い致します。その際はバックアップ&ステージング機能をお使いいただけます。
https://rs.sakura.ad.jp/backup.html
バックアップ&ステージング
データのバックアップと、それを利用したステージング(テスト)環境作成機能、さらにそれを本番環境へ反映できる機能です。※さくらのレンタルサーバ用語
https://rs.sakura.ad.jp/function/backup_staging.html
パーミッション
ファイルやディレクトリに設定するアクセス権です。レンタルサーバーを利用する上では普段はあまり気にする必要はありませんが、重要なファイルを書き込み禁止にする時などに使います。レンタルサーバーを不正利用されるなどの被害が起きた際に、パーミッションを剥奪してサイトの公開を強制停止する場合もあります。
ファイルマネージャー
Webブラウザ上でサーバー内のファイルを操作できる機能です。コントロールパネルからお使いいただけます。
プラグイン
拡張機能です。CMSやブラウザに任意の機能を追加できます。WordPressだけではなく、様々なCMSでプラグインが利用可能です。追加しすぎると負荷が高くなることもあるので、厳選が必要です。
パンくずリスト
上から順に読む紙の文書と違い、Webサイトはリンクによって様々なページに移動します。
ページの階層を示したリンクを設置することで迷子になる事を防ぐ目的で設置されます。名前の由来は童話から。
ま行
マルチドメイン
1つのサーバーのご契約で複数のWebサイトを運用出来るようになる機能です。
詳しくは下記の記事もご覧ください。
や行
容量(ストレージ容量)
サーバーへ格納できるデータ容量です。
ら行
リダイレクト
訪問されたWebサイトから別のWebサイトに転送させる為の仕組みで、主にWebサイトの引っ越しやリニューアルを行った際に旧サイト(ページ)から新サイト(ページ)への誘導に利用されます。訪問者に対してはもちろん、検索エンジンに対しても周知する必要がありますので、.htaccessを利用して適切に行ってください。
リレーショナルデータベース
データを表形式で扱っていて、列は1つの見出しと属性を表し、行に値が入力されます。MySQLもこれにあたります。
レスポンシブデザイン
パソコンとスマートフォン両方の表示に対応出来るデザインとCSSで作成されたWebサイトデザインの事を言います。
レンタルサーバー
1台のサーバーを複数人で共用利用する事により、比較的安価で利用できるサーバーサービスの1つです。安価とはいえ、サーバーの運用は提供元が行うことや初心者の方向けの機能も充実しているので幅広い層に支持される、使い勝手の良いサービスです。
弊社ではさくらのレンタルサーバを提供しています。